2学期は気がゆるむ時期

2学期は気がゆるむ時期

暑さも和らいで、過ごしやすくなってきました。夏休みが開けてからしばらくたちましたが、子どもたちの様子はどうでしょうか。小学生なんかは、暑くても公園で遊んでいることもありますが、さすがに近年の夏の暑さの中では、活動できる時間は限られてくると思います。涼しくなり、過ごしやすくなってくると、子どもたちも活動的になってくるはずです。そのせいもあってか、2学期はちょうど1年の中頃で、子どもたちの気持ちが緩む傾向にあります。そのため学校でも、問題が起きやすくなります。私も教員時代を振り返ると、1学期より2学期のほうが生活指導室にいた時間が長かったと思います。学年の生活に慣れてくる時期なので、何かしら刺激を求めてしまうのかもしれません。

部活動と生活

一方で、常日頃から部活動などで精力的に活動している生徒は、生活態度も、ある程度しっかりしている印象を受けます。特にスポーツ系は、指示に従って体を動かしながら練習するので、規律意識のようなものが根付いていきます。どこかでスイッチを入れて活動するので、ずっとだらだら過ごすことがありません。こういった部分では、部活は子どもにとって良い影響を与えていると言えます。

生活に刺激を与える

ずっとだらだらしていたり、学校で生活指導を受けることが多い子どもは、代り映えしない日々を退屈に感じているかもしれません。先述したように、部活動を行っていれば一番良いのですが、それがなければだらけてしまうのも理解できます。2学期から、急に学校の部活動に参加するのも難しいでしょう。そいった場合、何でもいいので、その子の刺激となるようなものを提案してみてもいいかもしれません。おすすめは、ダンスと空手(ボクシング)です。これらは、学校のクラブでは存在しないことも多く、ダンスは女子が、空手やボクシングは男子が好きになることがよくあります。はじめは気が乗らなくても、一度体験してみると気に入るかもしれないので、子どもにそういった提案をするのもひとつの手かもしれません。

気の緩みと学習

学習に関しても気の緩みが影響してきます。夏休みが終わって、学校に通う事がだるくなったり、だらだらしてしまい、勉強に力が入らなくなることがあります。テスト前になると少しは引き締まるかもしれませんが、勉強に関しては普段からの学習習慣が大切です。気分が乗らなくても、例えば「月曜日は塾で勉強することが普通」になっていると、勉強はそれほど苦しいものではありません。塾はそのための場所でもあるので、学習習慣を絶やさないという意味では、どの塾に通っていたとしても、子どもたちには良い影響を与えるでしょう。当塾も、学習習慣を付けるという部分は大切にしているので、個別指導以外にも、低価格で通える学習指導というコースも用意しています。

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