パズル学習

パズル学習で考える訓練をしよう

当塾のパズル学習は、国語や算数の学習を含んだパズル形式の問題を解くことによって、論理的に考える力を養う学習です。学生にとって、学習の中心になっているのは「暗記する」ことですが、学習の中で最も大切なことは、自分の頭で考えることです。どうすれば解けるのか、なぜそうなるのか、答えへの道筋を考え疑問を解決する。そういった「考える力」が備わっていると、勉強はもちろん、今後の人生でもプラスに働きます。

パズル学習の問題

パズル学習では、例えば右のような問題を解いてもらいます。

このような問題は、知っていればすぐに答えが出せる問題ではなく、「文を読む」→「整理する」→「答えを導く」といった処理が必要になります。つまり、思考力を必要とする問題なのです。

文章問題が苦手、というお子様はたくさんいますが、そういった子は、自分の頭で「整理する」ことがうまくできていないのです。例えば左の問題では「①ウサギは1位ではない」という文から「ウサギは2位か3位」であると考えることができます。また、「③ネコはウサギより遅くない」という文は少しわかりにくいですが、「ネコはウサギより速い」とすればどうでしょうか。「~ではない」という否定文を「~だ」という肯定文に変換すれば、理解度も変わってきますが、文章問題が苦手な子は、これがなかなかできないのです。

これを改善するには、読みながら考えることを、繰り返し練習する必要があります。苦手な子は本当に時間がかかりますが、時間をかけてでも一人で、自分の頭で理解することに意味があります。そのため、当塾のパズル学習では、できるだけ問題のヒントは与えず、自分の力で答えを出すように指導しています。

🔶 例題 🔶

イヌ、ネコ、ウサギがかけっこで競争しました。それぞれの順位を以下の文から考えなさい。

 ①ウサギは1位ではない

 ②イヌはネコより速かった

 ③ネコはウサギより遅くない

空間把握能力を磨く立体四目パズル
相手の数字を当てるカードゲーム
学年月謝
小学4~6年生4950円
※上記以外に550円の諸経費が必要です

楽しみながら考える

パズル問題は主に国語と算数に関連した問題のため、国語や算数の力もUPします。しかし、普通の国語や算数よりもとっつきやすい問題が多いため、勉強が好きではない子も取り組みやすくなっています。難易度も小学1年生でも解けるものから、大人でもなかなか解けない非常に難しいものまであり、徐々にレベルアップしていく楽しさを味わえます。

ただ、あくまで学校で学んでいるような国語や算数の学習内容をカバーできるものではないため、国語・算数をしっかり学びたいという方は、個別指導をお選びいただくほうが良いと思います。パズル学習で最も重要視しているのが”自ら考える”ことであり、考える力が育つことで、他の教科にも良い影響を与えることは、十分期待できます。

パズル学習は基本的にプリントの問題を進めてもらいますが、他にも色々なパズルを用意しています。立体四目や頭を使うカードゲームやボードゲームが多数あり、他の生徒と対戦することができます。コミュニケーションをとりながら、楽しく考える訓練をすることができ、難しい問題に行き詰ったときの息抜きとしても最適です。現在受講中の生徒には大好評のパズル学習、ぜひ一度体験してみてください。

小学生で考える訓練を

勉強しているときに、自分の頭を使っていない子がたくさんいます。例えば、算数の公式を使って問題を解くことができるのに、公式が使えない問題になると、何もできなくなる子がいます。そういう子は、決まった形を覚えて当てはめているだけなので、その形が変わると途端にできなくなるのです。そういうときに大切なのは、どうやったら解けるのかと別の道を探すことなのですが、できない子は思考が停止します。こういったことにならないように、小学生から考える訓練をすることをおすすめします。わからない→考える→わからない→考える、という繰り返しが思考力を強くし、その子の本当の学力を伸ばすことにも繋がります。その点でパズル学習は最適であり、楽しく考える訓練ができるのです。