学校の勉強効果を上げる裏技

学校の勉強効果を上げる裏技

学生は毎日学校で授業を受け、勉強していますが、その勉強をより自分にプラスにするために、勉強効果を上げる裏技を紹介します。裏技と言っても、とてもシンプルな方法で、やることは「授業の要約」です。しかし、しっかりやれば、大きな効果を得られます。ぜひ、普段の勉強から、この方法を取り入れてみてください。

授業を要約せよ

授業は約50分行われます。その時間で新しく学習する部分はそれほど多くはないはずですが、色々な説明や、関連事項の情報、問題演習などで、授業時間が使われています。成績の良い学生は、この1回の授業で何を学習したかをはっきり理解している人が多いのです。それは無意識かもしれませんが、授業の内容を要約して、自分の頭に残しているのです。そしてこれこそが、授業の効果をグッと高めるのです。学校の授業をただなんとなく聞いているだけの人は、ぜひその授業で学習した内容をまとめる、「授業の要約」をしてみましょう。

授業の要約するときのポイント

まずは、その授業のタイトルを考えましょう。数学なら「比例」とか、英語なら「現在進行形」とか、国語なら「走れメロス」とか、授業でやった内容を一言で表します。次に、もう少し具体的な内容、どういう事を学習したかを詳しく考えます。例えば、授業で比例の式とグラフをやったのであれば、比例の式はこういう形で、グラフはこうやって書く、先生がここが大切と言っていて、こういう問題を解いた、というような感じです。英語、国語、社会など、教科書本文のことを学習した場合は、授業を思い出しながら、その本文の重要な部分を確認していくと良いでしょう。もちろん教科書やノートを見ても構いませんが、最終的には、何も見なくても要約した内容を言える状態、つまり自分の頭に授業内容がまとめられている状態にすることが大切です。

授業を要約できない場合

授業でやったことを要約できない場合、まずは授業をしっかり聞くことです。先生が何を説明したか、どこが重要か、どういう問題をしたかを聞き逃さないようにしましょう。必要であればメモを取っても構いません。授業後に、他の人に授業内容を説明してあげるつもりで授業を受けることがおすすめです。それでも授業内容がまとめられない場合、授業の内容に付いて行けていない可能性があるので、自分で勉強し直す必要があります。授業を要約しようとする行為は、授業内容が本当に理解できているかどうかを確認できるという利点もあります。

授業の要約を日々の勉強に

テスト前は勉強している学生がほとんどですが、それ以外の期間は、自宅で勉強している人はかなり少ないと思います。中には、どういう勉強をすればいいかわからないという人もいます。そこで、授業の要約を日々の勉強にすることをおすすめします。家に帰ってから、その日の授業を、教科ごとに要約していきくだけです。やるべきことがはっきりしていますし、勉強時間もそれほどかかりません。そこから、必要に応じて、単語をおぼえるとか、問題を少し解いてみるとか、教科書を読んでみるとか、追加の勉強をしても良いでしょう。