2025年大阪・関西万博に行ってきました
2025年大阪・関西万博に行ってきました
今年のゴールデンウィークに、大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)に行ってきました。このブログでは、主に塾や学習に関することを発信していますが、今回は万博に行ってきた感想をお伝えします。学習とも関係している部分があるので、そういった内容と、個人的な感想を踏まえて述べていきたいと思います。

万国博覧会と学習
そもそも博覧会は、「公衆の教育を主たる目的とする催しであって、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段又は人類の活動の一、若しくは二以上の部門において達成された進歩若しくはそれらの部門における将来の展望を示す」ということが目的とされています。つまり、子どもから大人まで、全ての人が学習するための機会として開催されるイベントなのです。また、机上の学習とは異なり、展示物を見たり、実際に体感できるパビリオンもあるので、刺激があり、楽しみながら学習できると思います。大阪市の学生は招待されているようなので、学生は訪問している人が多いと思いますが、子どもにとっては、とても良い学習の機会であると思います。
私が行ったパビリオンを少し紹介します。左の写真はマルタ館に展示されていたもので、マルタと日本と友好の証として、お互いの国に送った鎧だそうです。また、右の写真はUAE館の内部で、「大地から天空へ」というテーマを基に、UAEの歴史や文化について、様々な展示物が見られました。人が多くて私は行けませんでしたが、イタリア館には、貴重な本物の美術品が展示されていたりするので、本当に色々なものを見ることができます。


ただ、長時間並んだ割には、大したことがないと感じるパビリオンもありました。例えば大きなモニターで、その国のイメージ映像を見せてくれる所がいくつかありましたが、あまり中身がないように感じられるものがありました。歴史の教科書を見た方が、よっぽど内容がある施設もありますが、少しでも息吹が感じられれば、満足できるのではないでしょうか。
建造物の素晴らしさ
今回の万博の標語が「いのち輝く未来社会のデザイン」ですが、私は特に、建造物のデザインに目を惹かれました。有名な建築家が設計した建物もあるようですが、確かに凝ったデザインの建物が多く、それを見てまわるだけでも楽しかったです。また、ライトアップも考えて作られている建物も多く、夜になると、より魅力的に見える建物もありました。






壮大な大屋根リング
万博会場全体に広がる大屋根リングは、思った以上の壮大でした。支えている1本1本の柱はそれほど太くありませんが、多数の木々が網のように入り組んでできている建造物は、下から見ても上から見ても素晴らしかったです。会場や海を見ることができるので、景色を見ながらリングの上をゆっくり歩くのも良かったでします。夜もライトアップされ、より入り組んだ柱の美しさが感じられます。一方で、会場の中央あたりは照明が少なく、夜になると、少し暗いとは感じました。

見どころは沢山ある
何度も万博に足を運んでいる人もいますが、確かに見どころは沢山あります。海外のパビリオンだけでなく、日本の技術を感じられるパビリオンや、近畿地方の各都道府県のブースもあり、アニメやゲームのキャラクターなんかも随所で見られます。お店も少し値段が高いですが、日本ではなかなか口にできないような、海外の本格的な料理が食べられたり、貴重な経験もできると思います。海外へ行くことを考えると、かなり安価ではあるので、色々な体験をして欲しいと思います。ただ、私のように1日でできるだけ回ろうとすると、相当歩くことになり、帰る頃には疲労困憊になるのでお気を付けください。


