学習塾ランプについて

学習塾ランプについて

現在、学習塾と呼ばれるものは全国に数多く存在しています。数年前の統計で、55000以上もの塾があるという結果が出ていました。少子化が進んでいる日本ですが、現在も塾の数は大きく減少していません。ちょっと人口の多い街になると、駅の周辺で、当たり前のように塾が乱立しています。そんな中、2021年に学習塾ランプが開校した背景について、塾という存在と合わせてお話致します。

塾という存在について

塾と呼ばれる所は数多くあります。集団指導塾、個別指導塾、進学塾、補習塾、自立学習塾、英語塾、数学塾、国語塾、さらには主要教科以外を教える塾など、時代とともにその形態も増やしています。これほど日本に塾が多いの、やはり日本の受験システムが一番の原因でしょう。各教科のペーパーテストの難易度が高く、その点数が合否に大きく影響します。一方でアメリカの受験では、数学などのテストはとても簡単です。その代わりエッセーや面接など、個人の内面や考え、それを表現する力をシビアに見られます。どちらが良いのかは別にして、多くの知識を必要とする日本の受験では、学習をサポートする塾の需要が大きいのです。

学習塾ランプを開校した理由

この塾を始めた理由ですが、実はたいした理由はありません。塾長である私が、塾や学校での教員経験を生かして、自らの塾を運営したいと考えたからです。ただ、多くの塾を見ててきて、自分ならもっと良い塾を作れると思ったのも事実です。正直、私の考えでは、塾は必要ないと思っています。本来、勉強は自分でやることです。皆が自分で勉強して、皆がその結果の実力で受験をする。自らの努力で競い合い、それで合否を決めても問題ないはずです。しかし現実は、受験に合格するための様々なサポートが存在し、多くの学生がそれを利用しています。塾は必要ないと言いましたが、このような状況においては、塾が学生に良い影響を与える存在になりうるのです。

塾が学生に与える影響

塾はもちろん勉強を教える場所です。しかし、私は精神面でのサポートも、塾が大きな役割を果たすことがあると考えています。小学生はもちろん、中学生、高校生もまだまだ子どもです。思春期の不安定さもあります。その中で勉強を課せられ、テストの点で評価されることは、勉強を嫌いになっても仕方のないことです。しかし周りの人や環境に支えられて、勉強に向かい、がんばれるのです。家族や学校の友達がそういった存在の一番手だと思いますが、塾が学生の気持ちを支えることも往々にしてあります。これまで塾に勤務してきて、私はそれを何度も感じてきました。だから学習塾ランプでは、しっかり意味のある学習させることはもちろん、生徒が前向きに勉強できる場を提供したい考えています。

厳しさと楽しさがある塾

学習塾ランプでは、勉強しない生徒は当然注意します。何度注意しても勉強しなければ塾を辞めてもらいます。それは塾が勉強するために来る場所なので、そこは厳しく対応します。しかし同時に、勉強を無理強いするだけでなく、自ら勉強しようと思える気持ちを育てたいとも思っています。他人にやらされるより、自分から勉強する方が、気分よく効率よく勉強できるはずです。時に厳しく学習させ、時に相談や楽しい会話をしながら、学生たちのモチベーションを高めていきたいと考えています。

塾はうまく利用してください

塾は必ずしも通う必要はありません。先ほども申し上げた通り、勉強は自分でするものです。学校という、勉強できる環境も用意されているのです。また、今は多種多様な教材やインターネット上のサービス、無料の授業動画など、学習のためのツールが沢山あるので、そういったものを活用するという手もあります。もちろん塾は学習をサポートする専門家なので、学習に関しての問題点や、気になる点があれば、ぜひ活用しましょう。どの塾でも面談や体験を無料で行っているので、これらを受けてから、入塾の判断をすれば良いのです。塾側が無理に多くの授業を受けるように勧めてきたり、その料金が高額なこともあるので、そこは冷静に考えて判断しましょう。授業を沢山受けたからといって、必ずしも成績が上がるとは限りません。子どもの性格や状況に合わせて、塾をうまく利用してください。当塾も随時ご相談・ご体験を受け付けておりますので、他の塾と比較しながらご検討ください。