パズル学習の「スライプ」

スライプとは

将棋のような2人用のゲームです。5つのコマを交互に動かし、自分の親コマを中央のマスに置ければ価値です。シンプルながら戦略性もあり、頭を使って先を読みながらコマを動かす必要があります。将棋ほど複雑なルールーもなく、小さい子でもできるゲームです。当塾のパズル学習では、最近になってスライプを使い始めました。興味のある方はぜひパズル学習をご検討ください。パズル学習の詳細

スライプのルール

①まず、お互いの5つのコマを、図のように自分の手前に並べます。マークの付いているコマが親のコマで、これは手前の真ん中に置きます。その親のコマを、先に中央のマスに置くことができた人の勝ちとなります。

②先攻後攻を決めて、先行の人から自分のコマを動かします。どのコマを動かしてもいいのですが、動かし方に2つのきまりがあります。それは、「縦か横に真っすぐ進むこと」と「盤の端か、他のコマに当たるまで止まれない」ということです。つまり、ツルツルと滑るようにコマが進み、進む数を自分で操作することができないのです。

③次は相手の番ですが、同じように好きなコマを他にぶつかるまで動かします。この図では一般のコマを動かしていますが、もちろん親のコマから動かしてもかまいません。ただし、次のように禁止されている動かし方があります。

親のコマ以外の普通のコマは中央マスに止まれない。

親のコマを囲って動けなくしてはいけない。

上記以外で妨害するようにコマを動かすのは、作戦としてありです。

④そしてお互いにコマを動かしていき、自分の親コマを中央に置くことができれば勝利となります。

このゲームに付属している説明書には、コマの初期位置を変えて勝負しても良いと書かれています。少し工夫すると、他にも色々な遊び方ができるかもしれませんね。

どこでも誰でも無料でできるスライプ

いかがでしょうか。なかなか勝負がつかなかったり、一瞬で勝負がつくこともありますが、単純明快で奥深いゲームです。ちなみに、見ての通りこのゲームは、単純な作りなので、自分で作ることもできます。木の板でなくても、紙にマスを書き、適当なものをコマにすればいいでしょう。ボタンやおはじき、ただの石でもコマにできますね。こうやって考えてみると、お金をかけなくても、色々なゲームができることを再認識させられます。自分の頭で考えて、何かを創り出すことは、すばらしい学習と言えるのではないでしょうか。もちろん当塾のパズル学習では、正式なスライプがあるので、ぜひ体験してみてください。

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