パズル学習の「立体四目ならべ」

立体四目ならべとは

石を並べて4つ揃ったほうが勝ちとなる、四目並べの立体版が、立体四目ならべです。平面だけではないため、より奥深い戦略と、空間把握能力が必要になります。ルールもわかりやすく、小学生低学年でもできる、非常に良くできたゲームです。また、1回の対戦時間が短く、サクッと空いた時間でできるのも良いところです。

立体四目ならべのルール

はじめに、先行後攻と、自分の球が白か黒かを決めます。そして、先行から1つずつ球を置いていきます。置く場所に制限はないため、自由に置いてかまいません。

自分の色の球を4つ並べると勝ちですが、立体のため下記のように、縦、横、斜めと様々な並べ方があります。特に左下の斜めの並びは気づきにくく、慣れてくるとこの形を狙うことが多くなります。しかしそればかり考えていると、縦や横のならびに気付かないこともあります。2つ同時にリーチをかけて、勝ちを確実にするような上級者の戦略もあります。

さまざまな戦略と遊び方

立体四目はシンプルですが、きちんと考えなければ一瞬で負けてしまいます。まずは自分が負けないことを優先して、相手の球が3つ並んでいるところがないか、くまなくチェックしましょう。負けるときは、3つの並びを見落としていることが非常によくあります。そうして何度も経験を積むと、すぐに勝てるようになります。しかし、このゲームは考えれば考えるほど試合が動きにくいので、慣れた人同士の対戦では、1手ごとの時間制限をつけてもいいかもしれません。そうすると、素早い状況把握と判断が必要とされ、よりスリルのある勝負になるでしょう。

万人におすすめのアナログゲーム

いかがでしょうか。立体四目ならべは当塾でも人気ですが、シンプルでなかなか奥の深い、非常によくできたゲームです。また、木でできた物なので、手触りが良く、それもいい刺激となってプレイすることができます。現代はテレビゲームにあふれていますが、こういったアナログゲームは、子どもにはとても良い影響を与えると思います。市販品もそれほど高くないので、ご家庭で購入されてもいいかもしれません。

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