小学生から積み重ねる勉強の大切さ

受験シーズンが進むとともに、新しい生徒の問い合わせがくる時期になりました。2月は受験に合格して塾を卒業する人と、新学年を迎えるにあたって塾を探す人がいる、塾にとっては慌ただしい季節です。塾に入ってくる人の中には、塾が初めてだという人も少なくありません。そんな人を指導して思うのが、やはり勉強を積み重ねることが大切だということです。

算数ができない中学生

成績があまり良くなく、塾に初めてくる中学生で最も多いのが、算数ができないことです。例えばこの時期の中学1年生は、表面積を求める問題を解かなければなりません。表面積は、立体の表面の面積ですから、それほど難しい内容ではありません。しかし、そもそも三角形や台形の面積を求めることができない生徒がいるのです。図形だけでなく、分数の計算ができないとか、比例が初耳だとか、算数で必ず学習していることがわかっていない生徒は、思っているより多くいます。そういう子は、当然算数からやり直す必要があり、次のテストで点数を伸ばすのであれば、かなりの勉強が必要になります。

算数の勉強は数学に表れる

算数と数学は強い繋がりがあるため、数学を教えていると、「この子は小学校からしっかり算数を勉強しているな。」「この子は算数を理解しないまま進んできたな。」ということもわかります。また”算数の理解の質”という点でも違いがあります。割合がその典型です。「〇は◇の何倍ですか?」というような問題には答えられるけど、割合自体をよく理解していない子は非常に多くいます。割合は難しいので仕方ないことではありますが、本当にできる子は、きちんと割合というものを理解して問題を解くことができます。そうなるためには、やはり勉強をこつこつ積み重ねることです。

小学生の塾の必要性

小学生から塾に行く必要はあるか、という問いには「はい。」と言いたいのですが、塾でどのような勉強をするかも重要になってきます。できれば、ただ問題を解いて終わる塾よりも、内容を根本から理解するために教えてくれる塾をおすすめしたいです。もちろん問題量をこなすというのも大きな意味があります。公文や、そろばんなんかもそうですが、計算や問題をひたすら解くことで、計算の正確性は増し、内容はどんどん定着し、様々な良い影響があります。例えば、九九の計算でも、全ての段を瞬時に言える子と、言えるまで時間がかかる子では、算数や数学のあらゆる内容に差が生まれてきます。

その子に合った塾へ

一方でそういう勉強だけでは、問題文を読めない子になってしまう可能性もあります。文章題が苦手という子は多いですが、それは文章を読んで考えるという経験が少ないことが原因です。文章題を解くためには、そういった練習をさせてくれる塾に行くべきでしょう。つまり、ただ塾に行かせるという考えではなく、その子に足りない勉強が何かを考え、そこを補ってくれる塾へ行かせるという考え方をするべきです。難しいことではありますが、学校での勉強やテスト、宿題をしている様子を見たりして、どういった塾がいいかを検討してみてください。

成績が下がってからでは遅い

中学生で成績が下がったので塾に来ました。という人は多いのですが、正直、その前に来て欲しかったというのが本音です。成績が下がっている原因は様々ですが、その原因を探して修正するためには、結構時間がかかります。次の定期テストで点数を伸ばすことにフォーカスすれば、成績の低下は止められるかもしれませんが、そういった付け焼き刃の処置は、根本的な解決にはなりません。最終的な受験ということを考えたとき、付け焼き刃では入試問題には対抗できません。小学5年生から、中学1年生から、中学3年生から塾にくる子では、見えない部分で大きな差があります。学校の勉強だけしている子と、普段の勉強を深堀りしている子、その数年間の積み重ねは、間違いなく大きな違いを生み出します。

当塾では、小学生ひとりひとりに基礎をきちんと理解してもらい、反復によって定着させる指導を行っています。学校での学習内容も生徒と確認しながら、足りていない勉強をきちんとしてもらうことができます。将来のために、ひとまず算数だけでも受講してみませんか。