夏休みの宿題は7月で終わらせろ!

夏休みの宿題は7月で終わらせろ!

夏休みが始まりました。学校に行かなくていいという解放感と、時間がたっぷりあるという余裕、暑さでやる気が出ないという言い訳を抱え、とりあえず夏休みの宿題を放置する学生がたくさんいることでしょう。ですが、宿題は早めに終わらせて損はありません。1日で終わらせようとする人もいますが、現実的に考えると、7月中に終わらせることをおすすめします。「夏休みの宿題計画」なんてものは立てなくてもいいですが、いつまでに宿題を終わらせる、という目標を定めておくと、宿題は以外とあっさり終わらせられます。

「問題集」を7月に一通り終わらせる

7月中に終わらせて欲しい宿題は、自由研究や読書感想文等以外の、問題を解いていく形式の宿題です。だいたいどの教科も、1学期の復習を中心とした問題集の宿題が出されるので、まずはそれを集中して終わらせましょう。このとき、わからないところは飛ばして、とにかく解き進めていくようにしましょう。もちろん雑にやってはいけませんが、わからない問題に時間を使いすぎてしまうと、効率も悪く、勉強のやる気も下がってしまうので、まずは一通り終わらせることを考えてどんどん進めていきましょう。完璧に宿題を終わらせることが理想ですが、7月中にほとんど宿題が終わっている、という状態にできるようにしましょう。やる気がないからと後回しにせず、とにかく7月に終わらせましょう。

夏休みの宿題で自分のできない所を見つける

一通り夏休みの宿題が終わった後で、わからなかったところ、難しかったところを見ていきましょう。その時は、塾の先生、兄弟、親、友達など、わかっている人に教えてもらうのも良いでしょう。夏休みの宿題は量が多いのですが、その分、今までに学習した内容が本当にわかっているのか、確認する絶好の機会でもあります。学力を上げるために最も重要なことは、「できない問題をできるように勉強する。」ということです。その点、夏休みの宿題は、自分の解ける問題と解けない問題を確認できる、貴重な機会と言えるでしょう。当塾では、生徒にできるだけ早く夏休みの宿題を終わらせ、わからないところは塾で質問するように指導しています。夏休みの宿題は、自分のための勉強として、しっかり活用しましょう。

夏休みの宿題は午前中に

夏休みの宿題は午前中にすることをおすすめします。なるべく早めに起きると、午前中だけでも3時間くらいの勉強時間を確保できますし、午後から自由時間と考えると気分も楽です。場所は自分の部屋か、図書館などを利用してもいいでしょう。午前中であれば暑さも幾分ましではあると思いますし、学校で8時半から勉強していたことを考えると、午前中の2,3時間くらい楽なはずです。夏休みはぜひ、午前中を自分のための勉強時間に定めてほしいと思います。

8月は宿題の残りと自分の勉強を

7月で一通り宿題を終えていると、8月はたくさんの時間が生まれます。まずは残りの問題、難しい問題を全て終わらせ、自由研究や読書感想文などの時間のかかる宿題にも手をつけていきましょう。問題集の方が終わっているからといって、気を抜いていると、あっという間に夏休みが終わってしまうので、他の宿題もできるだけ早く、お盆休みくらいまでには終わらせましょう。お盆休みになると家族で出かけることもあったり、夏休みに慣れた頃でもあるので、時間があっという間に過ぎ去ってしまうので、注意しなければなりません。あとは、できれば宿題以外の自分のための勉強、受験生は当然受験勉強に取り組みましょう。