【中学生】学校教材で定期テストの点数を上げる

学校教材で定期テストの点数を上げる

中学生は、定期テストで良い点数を取るために、テスト勉強をするわけですが、どうやったら点数が取れるかわかっていない人がいます。普段からきちんと勉強している人は、そういうことを考えなくても点数が取れますが、勉強の仕方がわからないと悩んでいる人も多いと思うので、今回は、テストの点数を上げるために、ぜひして欲しい勉強を紹介します。

学校のワークが最重要の勉強

テストの点数を上げるために最優先ですべきことが、学校のワークです。ほとんどの教科で配布されている学校のワークは、たいていテスト前にするべきところが指定されます。つまりワークには、テスト範囲にぴったり合った問題が揃っていることになります。中には、ワークから同じような問題をテストで出題する先生もいます。そのためテスト勉強では、まずワークを完璧にすることがおすすめです。ただし、ワークのやり方は注意してください。ただ全部やって答え合わせをするだけでは、意味のあるテスト勉強にならないことがあります。

学校のワークのやり方

まず1回は全部自分の力で解いてみて、答え合わせをします。その時、少しでもわからない問題はとばしてください。そして丸付けをした後、間違えた問題を見直していきます。わからないところは解説を読んだり、先生に聞いたりして、おぼえていないところはおぼえていきます。それが終われば、間違った問題をもう一度、全て解いていきます。それを繰り返し、×だった問題が全部〇になるようにワークを終わらせます。あとはテスト直前に、さっと見直せば完璧です。とにかくワークをする目的は、できない問題をできるようにして、おぼえていないところをおぼえていくことです。あまりわかっていない問題なのに、答えを写して終わることだけは絶対にやめてください。ワークを全部やり直したとき、全問正解できるようになることが、この勉強のゴールです。

教科書を何回も読む

授業は、基本的に教科書を中心に進められます。授業でほとんど教科書を使わない先生もいるかもしれませんが、内容は教科書に沿ったものになっているはずです。そのため、教科書を使ってテスト勉強をすることは間違いありません。教科書を使ったテスト勉強の方法ですが、とにかく読むことです。数学だけは例外ですが、極端な話、教科書の内容を丸暗記すればテストの点数は上がります。もちろん丸暗記は難しいですが、何度も何度も読むと、だんだん内容が頭に入ってくるはずです。社会や理科などは、重要語句をおぼえるために、語句のメモを取りながら読み進めていくのもおすすめです。また、教科書を読んだ後にノートを見ると、まとめられている内容がすんなり頭に入ってくるかもしれません。

学校教材で90点以上取れる

このように、学校のワークと教科書を用いてしっかり勉強すれば、十分テストで高得点を取ることができます。むしろ、市販の教材や塾の教材よりも、学校のワークと教科書のほうが、学校の学習に合っているはずです。ただし、ワークの問題を全部埋めただけ、教科書を一回読んだだけ、というようなに、自分にプラスになっていない勉強では意味がありません。点数を上げたいなら、上記で紹介したような勉強をする必要があります。

テスト直前の勉強だけに頼らない

教科書内容を全部頭に入れるのは無理、そんな長時間勉強できない、と思う人もいるかもしれません。しかし、そう思うのであれば、普段から勉強していれば良いのです。普段から勉強しておくことで、ワークや教科書の内容がほとんど頭に入っているはずです。そうするとワークの間違えは少なくなり、教科書内容もおぼえやすくなります。テスト前にほとんど勉強しないのに良い点数が取れる人は、普段からの勉強ができているのです。また、テスト直前の短期間に詰め込み学習をすると、すぐに内容を忘れてしまう可能性があります。受験を見据えると、学習内容を忘れてしまってはいけないので、普段からじっくり時間をかけて頭にインプットしていく勉強が大切です。