【中学生】塾とクラブ活動の両立

塾と部活の両立

4月から中学生になる方は、学校でクラブ活動(部活)に入るか否かを悩まれている方もいらっしゃると思います。また同時に、中学生から学習塾に通うことも検討し、塾と部活を両立できるかを心配されているかもしれません。結論としては、塾と部活を両立することはできます。中学での学習は、部活動を行っていても十分についていける内容です。高校生になると、学習内容の難易度が一気に上がるため、部活との両立も大変になりますが、中学生では部活が勉強の障害になる可能性は低いと考えられます。もちろん部活が、文化系か、運動系か、強豪クラブか、少人数の部活かで違いがあるので、事前に見学や体験をしたり、顧問の先生に確認しておくと良いでしょう。

部活は勉強の障害になる?

部活をするということは、日々、自由に使える時間が減るということになります。当然、勉強する時間も減るので、部活は勉強の障害になってしまうのではないか、と考える方もいると思います。しかし中学生の場合、それほど障害にはならないと思います。理由は2点で、1つは「中学校の部活の時間はそれほど長くない」、もう1つは「中学の学習範囲はそれほど広くない」ということです。中学校の部活の時間は平日で18時頃までで、土日も3時間程度だと思います。これぐらいであれば、勉強も十分にできるでしょう。たまに「部活があるから勉強できない。」と言う生徒もいますが、そんなことはありません。もしそのように主張する生徒が部活をやめたとしても、おそらく勉強量は増えないでしょう。勉強する気持ちを持っているか否かが重要で、部活は関係ありません。

部活が勉強にもたらす良い影響

部活によって学習時間が減るという、良くない事実は確かにありますが、実は良い影響もあります。まず、部活を行うことで、生活にメリハリが出るということです。ほとんど毎日部活をしている子は、疲労のおかげで、夜にしっかり睡眠することができます。子どもにとって睡眠は非常に大切であり、健康と成長に欠かせない要素です。特に、夏休みなどの長期休暇は、どうしてもダラダラした生活になってしまい、生活リズムが崩れやすいのですが、部活をしている子は適度な緊張感を持った、中身のある生活をすることができます。それが、勉強へ向かうエネルギーを保つことにもつながる、というわけです。また、運動は脳の活動に良い影響を与えるという研究結果も出ているので、特に運動系の部活は良いかもしれません。当塾でも部活をしている生徒と、そうでない生徒がいますが、部活をしている子のほうが、勉強に取り組むエネルギーを持っていると感じます。

中学1年生の部活と塾

中学1年生になって、部活と塾を同時に始めることはあまりおすすめしません。小学生と中学生では環境が変わるため、はじめの期間は、子どもへの負担が大きくなります。塾を、中学校に入る前から少し早めに始めたり、部活に入って、中学校の生活に慣れてから、塾に通い始めるのがいいかもしれません。具体的には、1学期の始めの定期テスト終了後や、夏休みから塾を検討してもいいでしょう。仮に中学1年生のはじめの学習でつまづいたとしても、夏休み期間で十分追いつくことができると思います。とにかく、一遍に色々なことに慣れさせるよりは、少し余裕を持たせて、1つずつ慣れてもらう方が良いでしょう。たまに中学1年生で、部活で疲れたので塾を休みたいという生徒がいますが、それでは本末転倒です。塾と部活を両立させるためには、徐々に慣れさせていくいくことが重要です。

部活と塾のバランスを取る

このように、塾と部活の両立は可能です。しかし、部活はそれなりに負荷がかかるので、塾に通う際はそれを考慮した方がいいでしょう。自宅から離れている塾や、授業をどんどん進めるような進学塾はたいへんかもしれません。子どもが通塾に前向きであればいいですが、そうでなければ、個別指導で週1回から始めると良いでしょう。個別指導はある程度、授業日時や授業内容を調整できますし、授業数も増やしやすい傾向にあります。中学生が部活動を行うことはおすすめですが、多少の余裕を持たせることも必要でしょう。