英語の教科書で音声を聞こう
英語の教科書で音声を聞こう
教科書は学校の勉強のベースとなる教材であり、どの科目も、教科書単体でも十分勉強できる内容になっています。今回は、英語の教材の音声について紹介します。今発刊されている英語の教科書は、どれも音声が聞けるようになっていますが、英語の学習のために、音声を聞くことは非常に重要です。今まで一度も音声を聞いたことのない人は、ぜひ教科書の音声を聞いてみてください。
QRコードからすぐに聞ける
昔は、専用のCD等がなければ、教科書の音声を聞くことができませんでした。しかし今は、教科書の端にQRコードが付いており、そのリンクからすぐに音声を聞くことができます。中には映像が見れたり、様々な学習コンテンツが含まれているものもあります。しかし、実際にこういったリンクから、音声や中のコンテンツを使っている生徒はほとんどいません。授業で一度聞いたから、他の勉強の方が優先度が高いから、面倒くさいから、といった理由が多いようですが、英語にとっては、音声を聞くことはとても重要です。
英語における音声の重要さ
英語において、音声を聞くことは非常に重要です。なぜなら英語は筆記試験が解ければ良いのではなく、リスニングやスピーキングといった能力も求められるので、音の学習が必要になるためです。そして英語の発音は日本語とは全く異なっており、しばしば見かけるようなカタカナ表記の発音では、どうしても実際と異なってしまいます。発音記号がわかっていれば、ある程度正確な発音ができますが、やはりネイティブスピーカーの生の音を聞いて、音を記憶することは必要です。学校の授業でも音声を聞くことがあるかもしれませんが、おそらく、聞く機会はそれほど多くないはずです。
語句・意味・発音を繋げる
本当に英語ができる人は、語句・意味・発音が繋がって記憶されています。そのため、語句を見ると意味がすぐ出てくるのと同様に、語句の音を聞いても意味がすぐに頭に浮かびます。学生は、語句と意味を暗記することに注力して、発音の暗記をおろそかにしている人をよく見かけます。折角ですから、語句をおぼえるときは、発音も一緒におぼえるようにしましょう。そしてそのためには、何度も音声を聞き、自分でも発音しながら体にしみこませることが大切です。
塾や市販の教材でも音声が聞ける
塾用の英語教材についても、音声が聞けるものが非常に増えています。塾に通っている人は、ぜひ自分の英語教材に音声が付いていないか確認してみてください。教科書準拠の教材であれば、教科書と重複する音声があるかもしれませんが、何度聞いてもいいですし、読み手によって発音が異なる場合があるので、色々な発音を聞くことも勉強になります。